「原油まみれの魚や鳥」カリフォルニア沖でパイプライン破損か

アメリカ西部ロサンゼルス郊外のサーフィンの名所として知られる海岸の沖合で、パイプラインの破損が原因とみられる原油漏れが発生し、海岸線に原油まみれの魚や鳥が打ち上げられる被害が出ています。

アメリカ西部カリフォルニア州の沖合で2日、原油が海面に広がっているという情報が、地元のハンティントンビーチ市に入りました。

市によりますと、これまでにおよそ3000バレルの原油が流出し、アメリカのメディアは、油膜が30平方キロメートル余りにわたって広がっていると伝えています。

カー市長は3日の記者会見で「海岸線の一部は原油で覆われ、原油まみれの魚や鳥が打ち上げられているのを確認した。生態系に大きな影響が出る可能性がある」と述べ、危機感を示しました。

原油漏れは、沖合で掘削された原油を運ぶためのパイプラインの破損が原因とみられ、施設を管理する会社では、パイプラインを閉めたうえで、破損が起きた場所と原因の特定を進めているということです。

ハンティントンビーチは、ロサンゼルス郊外の太平洋に面した都市で、海岸はサーフィンの名所として知られていますが、今回の事態を受けて、市は海岸を閉鎖し、訪れた人に健康上の懸念があるとして、海に入らないよう呼びかけています。