韓国 北朝鮮との連絡ルート復旧と発表 早期の対話再開求める

韓国政府は、ことし8月から途絶えていた北朝鮮との連絡ルートが4日午前、復旧したと発表し、北朝鮮に対して早期の対話の再開を求めました。

一方、北朝鮮は、ミサイル開発を推し進めていく姿勢を示しており、硬軟織り交ぜた対応で米韓に揺さぶりをかけるねらいがあるとみられます。

韓国統一省は4日、南北の連絡ルートが午前9時に復旧したと発表しました。

統一省は北朝鮮側との通話の様子を撮影した映像も公開し、このなかで韓国側の担当者は「復旧してうれしい。南北関係が新たな段階に発展することを期待する」と呼びかけて早期の対話の再開を求めました。

南北の連絡ルートは、韓国と北朝鮮の担当者が電話などで直接やりとりできるチャンネルで、南北関係の情勢を理由に遮断と復旧が繰り返されてきました。

ことし8月には韓国とアメリカによる合同軍事演習に反発する北朝鮮によって遮断されていましたが、キム・ジョンウン(金正恩)総書記は、先月行った演説で復旧させる考えを明らかにしていました。

ただ、4日朝、連絡ルートを復旧させると伝えた北朝鮮の国営メディアは「重大な課題を解決するために積極的に努力すべきだ」と韓国側に求めています。

北朝鮮は先月以降、相次いでミサイルを発射してミサイル開発を推し進めていく姿勢を示しており、硬軟織り交ぜた対応で米韓に揺さぶりをかけるねらいがあるとみられます。