香港証券取引所 中国「恒大グループ」取り引き一時停止を発表

香港証券取引所は4日、経営難に陥っている中国の不動産大手「恒大グループ」の取り引きが一時的に停止されていると発表しました。会社は、大型の案件の発表を控えていることが理由だとしています。

香港の株式市場では日本時間の午前10時半から4日の取り引きが始まっていますが、香港証券取引所は、中国の不動産大手「恒大グループ」の取り引きが一時的に停止されていると発表しました。

上場している傘下の不動産管理会社の取り引きも同様に一時的に停止されているということです。

これについて会社は声明を出し、大型の案件の発表を控えていることが理由だと説明しています。

恒大グループは巨額の負債を抱えて経営難に陥っていて、社債の利払い期限を相次いで迎えていることなどから、中国経済や金融市場などへの影響に対する警戒感が続いています。

香港市場では4日、日本時間の午前11時半の時点で先週の終値に比べて2%を超える値下がりとなっています。

市場関係者は「恒大グループによる発表が会社の経営にどのような影響を及ぼすのか注視すべきだ」と話していて、市場では一時的な取り引き停止の理由を慎重に見極めたいという受け止めも出ています。