東京都 コロナ 7人死亡 161人感染確認 8日連続で300人下回る

東京都内で3日に新たに新型コロナウイルスの感染が確認されたのは10歳未満から90代までの男女161人で、1週間前の日曜日より138人減り、日曜日としてはことしに入って最も少なくなりました。300人を下回るのは8日連続です。

3日までの7日間平均は206.3人となり、ことしに入って最も少なくなっていて、感染確認の減少が続いています。

都の担当者は「緊急事態宣言の解除後の感染状況は10日から2週間程度たたないとデータとして出てこないので、今後も減少傾向が続くかはわからない。感染のリバウンドを起こさないために、引き続き対策を徹底した行動をお願いしたい」と呼びかけています。

161人の年代別は
▽10歳未満が5人
▽10代が16人
▽20代が49人
▽30代が32人
▽40代が19人
▽50代が12人
▽60代が8人
▽70代が6人
▽80代が11人
▽90代が3人です。

感染経路がわかっている人の内訳は「家庭内」が最も多く36人で、次いで高齢者施設や医療機関などの「施設内」が14人、「職場内」が7人などとなっています。

都の基準で集計した3日時点の重症患者は前日と同じ88人、重症者を含めた3日時点の入院患者は2日より31人減って901人でした。

また都は感染が確認された50代と60代、80代と90代の男女合わせて7人が死亡したことを明らかにしました。

このうち80代男性は保健所の健康観察を受けながら自宅療養を続けていましたが、今月1日に救急搬送され、死亡が確認されたということです。

都内で死亡した人は2954人になりました。