衆院選 与党側「過半数維持」野党側「政権交代を」 日曜討論

NHKの「日曜討論」に与野党の幹部が出演し、与党側は、衆議院選挙で新型コロナウイルス対策や経済対策などの実現を訴え、過半数の議席を維持することを目指す考えを示しました。
これに対し野党側は、4日に発足する新内閣はこれまでの政府・与党と本質的に変わらないとして、政権交代が必要だなどと主張しました。

この中で、自民党の甘利幹事長は「新たなパンデミックが来ても安心できる体制を作り、みんなが幸せを実感できるような、挑戦すれば豊かになるという設計図を示していきたい。コミュニケーション能力を高くして、国民の声をしっかり聴き、それを政策に反映していく。衆議院選挙は、与党で政権維持できるようにするのが当然のラインで、より安定できる数にもっていくのが総裁と幹事長の役割だ」と述べました。
公明党の石井幹事長は「長引くコロナ禍から子どもたちを守るため、0歳から18歳に1人10万円相当の『未来応援給付』を実施すべきだ。衆議院選挙では与党で過半数を獲得するのが最低限の目標で、現場の声を政府に届けて実現させる公明党の重要性を訴えたい」と述べました。
立憲民主党の枝野代表は「全体の流れを見ていると『自民党は変わらない、変われない』というプロセスを示している。コロナ対策やアベノミクスの失敗、それに隠蔽、改ざん、『説明しない政治』は、政権自体を変えないと変えられず、最大野党のわれわれの責任はますます重くなったと受け止めており、まっとうな政治に変えていく」と述べました。
共産党の志位委員長は「自民党の岸田総裁は、9年間の『安倍・菅自公政治』を中枢で支えてきた人であり、自民党政治の枠内で政権のたらい回しをしても政治は変わらず、新しい政権を作ることがどうしても必要だ」と述べました。
日本維新の会の片山共同代表は「私どもは『是々非々主義』で、いいときは賛成し、悪いときは反対し提案する。衆議院選挙の争点は新型コロナ対策で、コロナ後の社会の在り方が問われ、経済ももっと強くしないといけない」と述べました。
国民民主党の玉木代表は「この間に生じた政治空白について、すべての自民党議員に反省してもらいたい。衆議院選挙では政治の信頼回復と経済政策の大胆な転換を訴えていく」と述べました。