尖閣諸島への上陸申請 国が不許可 石垣市が行政標識設置で申請

沖縄県石垣市が尖閣諸島の新しい字名を記した行政標識を設置するため国に出した島への上陸許可を求める申請について、国は許可しない決定を市に通知していたことが分かりました。

沖縄県石垣市は尖閣諸島の各島に「尖閣」という文字を盛り込んだ新しい字名を記した行政標識を作成し、これを設置するため、先月3日付けで国に対して5つの島への上陸許可申請を行いました。

この申請について、国が許可しないという決定を石垣市に通知していたことが市への取材で分かりました。

標識の設置をめぐっては、加藤官房長官がことし8月24日の記者会見で「政府としては、尖閣諸島および周辺海域の安定的な維持管理という目的のため、原則として、政府関係者を除き、何人も尖閣諸島への上陸を認めないとの方針をとっている。尖閣諸島への上陸に関する申し出があった時には、この方針にのっとって判断することになると考えている」と述べていました。

石垣市の中山市長は、NHKの取材に対し「上陸許可の再申請を含めて今後の対応を検討したい」とコメントしています。