アメリカ 新型コロナの死者 70万人超 ワクチン接種率伸びず

アメリカでは1日、新型コロナウイルスに感染して死亡した人が累計で70万人を超えました。変異ウイルスの「デルタ株」の感染の拡大はピークを過ぎたものの、ワクチンの接種が進んでいない地域では、依然、入院や死亡する人の割合が高く、感染を抑え込むのが難しい状況が続いています。

ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、1日、アメリカで新型コロナウイルスに感染して死亡した人の累計が、70万人を超えました。

アメリカではこの夏、感染力の強い変異ウイルス「デルタ株」が拡大したのに伴い感染者が再び急増し、1日当たりの感染者の数が平均で15万人を超える状態が続きました。

また、1日当たりの死者数も、先月30日の時点で平均でおよそ1500人と、依然、高い水準が続いています。

CDC=疾病対策センターのワレンスキー所長は1日の会見で「感染拡大のピークは過ぎたとみられるものの、ワクチンの接種率が低い地域では入院する人や死亡する人の割合が特に高い」と危機感を示したうえで、改めてワクチンの接種を強く呼びかけました。

今月1日の時点で、アメリカ全体でワクチンの接種を終えた人は人口の55.7%にとどまり、接種率は伸び悩んでいます。

職場や学校などでワクチンの接種を事実上義務づける動きも広がっているものの、保守層を中心に反発も根強く、感染を抑え込むのが難しい状況が続いています。