眞子さまと小室氏結婚発表 宮内庁 西村泰彦長官 記者対応概要

加地隆治皇嗣職大夫の記者会見に続いて、宮内庁の西村泰彦長官が記者への対応を行いました。その主な内容です。

まずご結婚の期日につきましては先ほど、皇嗣職から発表がありましたように、眞子内親王殿下は小室圭氏と10月26日にご結婚なさることになりました。

儀式の関係でございます。

「納采の儀」、「告期の儀」および、「入第の儀」、ならびに、「ご結婚式」を執り行わないことにつきましては、先ほどの皇嗣職大夫の会見で説明されたとおりです。

「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」および、「朝見の儀」については、天皇陛下がご主催になる儀式ですが、天皇陛下におかれては現下の状況を踏まえられ、執り行われないこととされたということでございます。

なお、眞子内親王殿下には、天皇陛下の思し召しを頂き、賢所皇霊殿神殿への庭上からのご拝礼や、天皇皇后両陛下へのご挨拶をなさる予定であります。

一時金についてであります。

眞子内親王殿下にはご結婚により、皇族のご身分を離れられることになりますが、一時金の受け取りを辞退されるご意向を示されておられます。

宮内庁としては、眞子内親王殿下のご意向を踏まえ、一時金の支出を行わないこととしました。

なお、皇室経済会議は開催しません。

宮内庁としては、ご結婚についての準備をつつがなく行えるよう、お支えする所存です。

以上です。

主な質疑

Q:儀式を行わないということですが、現下の状況を踏まえとはどういうことでしょうか?

A:天皇陛下には、本年の誕生日の記者会見において、眞子内親王殿下のご結婚について、多くの人が納得し、喜んでくれる状況になることを願っておられる旨をお述べになられており、国民の間にさまざまな受け止めがあることなど、現下の状況を踏まえ、ご結婚にともなう、これらの儀式については執り行われないこととされたと伺っております。

Q:両陛下へのごあいさつはいつでしょうか?

A:まだ日程は決まっておりません。

Q:上皇ご夫妻のあいさつは?

A:あると思います。

Q:ごあいさつは眞子さま一人でしょうか?

A:お一人です。

Q:一時金についてですが、宮内庁長官が決められたということか。

A:そうです。支出する責任は宮内庁でありますので、宮内庁長官たる私が支出をしない決定をしたということであります。

Q:皇室経済会議を開かないのは?

A:宮内庁法で、皇室経済会議に関することについて、宮内庁の所掌事務とされておりますので、その組織の長である宮内庁長官がまず開催の要否を判断するという理解でございます。この皇室経済会議はあくまで支出する額を決める機関であり、支出の要否を判断する機関ではないことから、今回は開催する必要はないと判断しました。

Q:長官が皇室経済会議の開催の要否を決めるにあたって、必要ないという理由は眞子さまの意向を踏まえてということでしょうか。

A:ご意向を踏まえて支出しないという結論がありますので、当然、皇室経済会議を開く必要がないということです。

Q:お二人の記者会見は宮内庁が仕切ることになるのでしょうか。

A:具体的に聞いておりませんが、お支えする必要はあると思っております。

Q:一時金について、これまで支給の意向を踏まえたことはなかったと思うが、今回踏まえた理由は?

A:今まで示されたことなかったですから、今回は眞子内親王殿下から辞退の意向が示されたからです。

Q:眞子さまは「複雑性PTSD」の状態ということですが、長官の受け止めは?

A:今回、専門医の診断によりまして、「複雑性PTSD」と診断される状態になっておられることをお聞きしたときには、大変、精神的なご負担が大きかったであろうというふうに感じました。また、そうした状況に眞子さまがおかれていることを伺って、お支えする宮内庁長官としては大変申し訳ない気持ちであります。

Q:ご結婚についての長官の受け止めをお聞かせください。

A:眞子内親王殿下には、さまざまな公的なご活動に心を込めて取り組まれるとともに、秋篠宮皇嗣同妃両殿下のご活動を真摯にお支えになるなど、これまで内親王として、誠心誠意お務めを果たしてきたものと存じます。眞子内親王殿下の新しい門出にあたり、今後のご多幸とご健康を心よりお祈り申しあげます。

Q:ご結婚について天皇陛下のお気持ちはうかがっていますか。

A:まず、天皇皇后両陛下には、眞子内親王殿下がこれまで皇室の一員としてさまざまな公的なご活動に真摯に取り組んでこられたことに対して、心からのお労いのお気持ちをお持ちでいらっしゃいます。また、今後、幸せな人生を歩んでいかれることを願っておいでです。

Q:儀式を行わないこと、一時金を受け取られないことについての受け止めは。

A:まず、儀式行われないということにつきましては、天皇陛下のご判断でありますし、一時金については、眞子内親王殿下のご意志を踏まえまして、宮内庁として決定したということです。

Q:小室さんの母親と元婚約者の男性の「金銭トラブル」について。

A:今年4月に小室さんのお母さんと元婚約者の方との間のいわゆる金銭トラブルといわれている事柄についての文書が公表され、それに関する事実関係、あるいは小室さん側と元婚約者との間の話し合いの経緯について、私は理解できたと申し上げたところでありまして、現時点でそれ以上申し上げることはございません。

Q:眞子さまが「複雑性PTSD」の状態になられたことに関して、宮内庁としてもう少し対応ができたのではないかという批判が出てくるのではないでしょうか。

A:一般論として申し上げますと、報道の中には事実と異なる記事や誤った事実を前提にして書かれた記事も多々見られるところでありますが、宮内庁として正確な事実関係を指摘して、今までもしてきましたし、ホームページ上でいろんな見解を表明してきたところです。ただ、難しいのは報道は非常に数ありますので、その中で事実に反するものがあっても一つ一つに対応することは極めて困難であります。一つの記事等を事実ではないと否定すれば残りは事実であると認めているというふうな観点もございます。そうしたこともあってなかなか難しい面もあるのですが、ただ今回、眞子さまはこういう状況に置かれてしまったことについては、私自身、忸怩たる思いはあります。