秋篠宮ご一家の側近トップ 加地皇嗣職大夫 記者会見概要

10月1日午後2時から行われた宮内庁の記者会見の内容をまとめました。発表者は、秋篠宮ご一家の側近トップの加地隆治皇嗣職大夫です。

それでは発表させていただきます。

本日は永井良三皇室医務主管、ならびに精神科医であるNTT東日本関東病院品質保証室室長の秋山剛先生にご同席いただいております。

それでは眞子内親王殿下に関する発表を行います。

3点ございます。

1つは、ご結婚につきまして。

2つ目は、お勤めと大学院につきまして。

3つ目は、ご体調につきましてでございますが、順次説明をいたします。

まず、ご結婚につきましてであります。

眞子内親王殿下と小室圭氏は令和3年10月26日、火曜日、ご結婚されます。

なお、「納采の儀」、「告期の儀」、「入第の儀」、「ご結婚式」、並びにご披露宴等の、家と家とのお儀式、お行事、お祝いはなさりません。

また、一時金につきましては、眞子内親王殿下のお考えにより、ご辞退されます。

これはご辞退されることは、法的に問題ないとの宮内庁の検討結果を踏まえられてのことです。

10月26日に、お二人で記者会見をされる予定でございます。

このご結婚につきまして、補足説明をさせていただきたいと思います。

まず、なぜこの時期にご結婚されるのかという点でございます。

ご結婚の時期につきましては、当初は、昨年のご予定でありましたが、COVIDー19やお行事など、あらゆる状況を鑑みて、慎重にお考えになる状態が続いておられました。

しかし、ご自身とご家族、およびお相手とお相手の家族に対するひぼう中傷と感じられる出来事が続き、眞子内親王殿下の心の傷、トラウマとなり、専門医の診断によれば、「複雑性PTSD」(複雑性心的外傷後ストレス障害)の状態に至るほどの精神的苦痛を感じておられます。

そのため、眞子内親王殿下は、これ以上、この状況が続くことは耐えられないと考えています。

秋篠宮皇嗣同妃両殿下は、そのお気持ちを尊重されたことから、天皇皇后両陛下にお伺いを立てたところ、10月26日のご結婚となったものでございます。

このことは上皇上皇后両陛下にも報告がなされたものと伺っております。
次に、なぜ、「納采の儀」、「告期の儀」、「入第の儀」、「ご結婚式」、並びにご披露宴等のお儀式、行事、お祝いをなさらないのかでございます。

秋篠宮皇嗣殿下は以前、記者会見にて、小室家の「金銭トラブル」といわれている事柄につきまして、きちんと整理をして、問題をクリアするとともに、多くの人がそのことを納得して、2人の結婚を喜んでくれる状況にならなければ、「納采の儀」を行えないとのお考えを示されていましたが、現時点では、多くの人が納得をし、また2人の結婚を喜んでくれている状況ではないと判断しておられます。

そのため「納采の儀」、「告期の儀」、「入内の儀」、「ご結婚式」、並びにご披露宴等の、家と家とのお儀式、お行事やお祝いはなさらないこととされたところであります。

次に、一時金をご辞退される理由は何かということについて申し上げます。

眞子内親王殿下は、中学生の頃から身近な方々や、ご自身に関するひぼう中傷と感じられる情報を日常的に目になさり、精神的な負担を感じておられました。

ご結婚について考えられた際には、以前目にされた結婚される皇族に支給される一時金の額が高額であるとの批判が気にかかっておられ、一時金を受け取ることへのためらいを強く感じられました。

一時金を受け取られることで、ご結婚後も批判やひぼう中傷が続き、ご自身が精神的負担を感じ続けることになると思われたためでありました。

そこで眞子内親王殿下は、2014年に、秋篠宮皇嗣同妃両殿下と小室圭氏に、ご自分の気持ちを伝え、相談されました。

眞子内親王殿下は、この時点で一時金を受け取りたくないというお考えを小室氏に伝えていらっしゃったので、小室氏が一時金を目当てに結婚するつもりであるとの一部での言われ方については、おおいに思うことがあったとお聞きしております。

眞子内親王殿下は、秋篠宮皇嗣殿下のご助言により、2015年に入りましてから、当時の宮内庁長官に一時金を辞退することができるかどうかについて相談されました。

当時の宮内庁長官は関係省庁に確認をとったわけではないため、個人的な見解であるとしたうえで、皇室経済法に皇族であった者としての品位保持の資に充てるために、皇族が皇室典範の定めるところにより、その身分を離れる際に、一時金額により支出するものとするとあるため、それを辞退されるのは難しいのではないかとの見解を示されました。

それを受けて眞子内親王殿下は、ご結婚について、まだ何も決まっていない段階で、宮内庁長官に関係省庁への確認を依頼することはできないと理解され、受け取らなくてはいけないことになった場合には、寄付をされるなどの可能性を含め、本格的な検討を先送りにされました。

眞子内親王殿下は、皇室経済法の一時金の制度、そのものについてのご異論をお持ちではありません。

ただ、ご自身の精神的な負担を無視できないとお感じになられたということでございます。

眞子内親王殿下のご結婚に関するご自身とご家族、およびお相手とお相手のご家族に対するひぼう中傷と感じられる出来事を体験されてからは、以前から感じられていた精神的負担、および一時金を受け取りたくないとのお気持ちがいっそう強まられたと伺っております。

そこで眞子内親王殿下は、現在の宮内庁長官に改めて一時金を辞退できるかどうか、本格的に検討してほしいと相談されました。

その際、眞子内親王殿下は、一時金を辞退できない可能性があるという、元の宮内庁長官の見解を踏まえ、一時金を辞退できない場合はお手元に残さず、全額を寄付される旨を現在の宮内庁長官にお伝えになりました。

宮内庁長官は、内閣法制局とも相談のうえ、基本的には当該一時金の支出は政府の義務ではあるものの、ご本人の受け取らないご意向が明らかであるような場合まで、政府が支出義務を負うことにはならないと解されると判断いたしました。

以上のような理由と経緯により、眞子内親王殿下は、一時金をご辞退されます。

以上で、補足説明を終わり、次に発表の2番目のお勤めと大学院につきましてご説明いたします。

眞子内親王殿下は、東京大学総合研究博物館特任研究員と国際基督教大学大学院アーツサイエンス研究科博士後期課程をそれぞれ8月31日でご退職、ご退学になられました。

以上が2番目です。

次に、3番目のご体調につきまして申し上げます。

ご結婚の補足説明で申し上げましたとおり、眞子内親王殿下は、「複雑性PTSD」の状態であると診断されました。

眞子内親王殿下の「複雑性PTSD」の状態についてのご説明を秋山剛先生からしていただき、質問にも回答していただきます。

主な質疑

Q:結婚とお二人の記者会見が、同じ10月26日ということですが、眞子さまは皇族として会見に臨まれるのでしょうか。それとも婚姻届提出後に会見されるのでしょうか。

A:婚姻届を10月26日に提出。そして記者会見という運びを考えております。

Q:眞子さまが渡米される時期、お住まいは。

A:渡米されるかどうかにつきましては、これはご結婚後の私的な事柄になりますので、ここで私からご説明することは控えたいと思います。ご理解いただきたいと思います。

Q:両陛下へのごあいさつは。

A:両陛下へのごあいさつということにつきましても、これは天皇陛下の思し召しによってなさるものだと思いますので、この場で私の方からご説明するというのは控えたいと思います。

Q:記者会見を行う経緯ですが、どなたがそう考えて記者会見を開くことになったのでしょうか。

A:眞子内親王殿下は、お二人での会見を望んでおられるというふうに私は承知いたしております。

Q:両殿下は、ご結婚についてどう受け止められているのでしょうか?

A:特段ご感想等をお聞きしているわけではありません。ただ拝見しておりまして、お二人の末長いお幸せをやはり祈っておられるのではないだろうかとお見受けしております。

Q:大夫の受け止めは?

A:そうですね。やはり長く、ご結婚のご予定より、時期的にもこういう時期になり、このたびいよいよご結婚ということになり、非常に私としてはうれしく思っております。

Q:結婚の発表がきょうになった理由は。

A:いろいろな事情を総合的に判断してということになろうかと思います。COVID-19の関係もございますし、ご結婚に至るまでのご準備や公的なご活動もありますし、そういったものを総合的に勘案し、本日の発表とさせていただいたとご理解いただければ。

Q:緊急事態宣言の解除も関係ありますか。

A:COVID-19の状況というものの中に、当然緊急事態宣言がどうなっているのかなども一般論として入ってくると思いますので、そういうことも含めて結果的に発表が10月1日になったというご理解をいただければと思います。

Q:眞子内親王殿下が「複雑性PTSD」と診断されたということですが、お支えする立場の大夫は、こういったことになってしまったことについて、どう受け止めるか。

A:先ほど、ご結婚についてはどう思うかという質問をいただいて、うれしく思うと申し上げました。実は、それと同時にですね、大変、複雑な思いもございます。と言いますのは、私も、「複雑性PTSD」という診断があったということをお聞きしましてですね、お支えをする立場のものとして、大変、心が痛みます。また、お支えが十分であったのかというふうに申し訳なく思っております。改めて、皇族殿下方をお支えするという職責を果たすべく、努力して参るという思いを強く致しているところでございます。

Q:大夫は結婚についてうれしく思っているということでしたが、今回の結婚が異例の形になったことについては、どのように受け止められているのでしょうか。

A:私も、宮務主管として、眞子内親王殿下のご結婚の話が出たときから、この関係につきましては、担当させて頂いた。その後ずっと、今日までまいりまして、その間に本当にいろいろなことがございましたけれども、昨年11月13日に本当にお二人が、真摯にご結婚ということをお考えになっておられ、そのお気持ちを、文章にされ、そういうお気持ちが10月26日にかなうことになったということをうれしく思います。ですから、それに至るまでにいろいろなことがあり、また、儀式とかが行われないとかいうことではあるんですけれど、そういうことを踏まえますと、私は、大変、うれしく思うということでございます。

Q:きょう、この日に発表するという理由づけのところで、皇室医務主管らと話をして、ここで「複雑性PTSD」という診断を正式に知らされたということですか。

A:そうでございます。ご結婚の発表をすることになり、そのときに、なぜ、10月26日なのかということをいろいろお聞きしている中で、そういう話が出てきたものですから、びっくりしたところでございます。

Q:眞子さまが、10月23日のお誕生日までにご結婚したいというお気持ちがあるような報道もあったと思いますが、誕生日とは無関係と考えてよろしいですか?

A:そうですね。お誕生日と、言われてみれば、「ああそうかな」という印象です。いろいろお日にちをいつにするかという相談なんかも申し上げていたときには、そんな感じですね。

Q:結婚の準備を進めているという話ですが、どんな準備を進められているのでしょうか。渡米ということもあるのでしょうか。

A:ご結婚後、具体的にどうされるのかというのは、ご結婚後の私的な事柄になりますので、それは控えさせていただきます。

Q:23日の誕生日ということですと、通例ですと、祝賀とかも行われますが、今回、どのように?

A:まだ、祝賀のことというのは、具体的にいまの時点で私も詳細にどうなるかというのはちょっとご説明する材料を持っていません。COVIDー19がどうなるかとかですね。いろんな状況をよく見ながら、これからご相談をしていきたいと思います。

Q:26日まで公務とか皇族の身分とか行事は通常通りおつとめになる?

A:公的なご活動は、皇族の身分を離れられるまで、丁寧になさるとうかがっております。

Q:宮中祭祀も?

A:もちろんでございます。

Q:会見する際の眞子さまのお立場は、婚姻届後ですので、皇族ではないという立場でよろしいですね。

A:そのようにご理解いただいて結構と思います。ご案内のとおり、婚姻届が受理された時点で婚姻が成立し、また、皇籍を離れられるわけでございますので、記者会見はそのあとになろうかと思います。

Q:この時期のご結婚になったことの背景として、「複雑性PTSD」があるというご説明いただいたと思いますが、眞子さまが診断を受けたことによって、秋篠宮ご夫妻が判断されたこともあったと思いますが、ご夫妻が診断名をお聞きになったときの様子であるとか、診断を受けながらも公務に臨まれている眞子さまに対しての思いだとかを、大夫からお伺いできますか。

A:秋篠宮皇嗣同妃両殿下はですね、いままでも、眞子内親王殿下のご健康については、やはりお気遣いをされていたと、私はお見受けしておりました。そういう中で、今回、「複雑性PTSD」という診断があったわけですけど、拝見いたしまして、大変、心配なさっておられるなというふうにお見受けしております。

Q:記者会見される場所は?

A:これからまだ詰めたり調整したりすることもあろうかと思います。もちろんご相談しながらということになりますので、まだ、いま、はっきりとこうですとお知らせする段階ではないと思います。