大阪 通天閣や太陽の塔 ライトアップ赤から黄色に 解除受け

緊急事態宣言の解除を受けて、大阪府は3色で警戒レベルを示す「大阪モデル」の色を「非常事態」の赤から「警戒」を表す黄色に変更し、通天閣や太陽の塔が1日夜、黄色にライトアップされました。

大阪府は、感染者数や病床の使用率などをもとに、警戒のレベルを緑・黄・赤の3色で示す「大阪モデル」という府独自の基準を設け、府民に新型コロナウイルスの感染状況を伝えています。

緊急事態宣言が出されている間は非常事態を示す「赤信号」でしたが、解除の基準を満たし緊急事態宣言が解除されたことから「警戒」を示す「黄色信号」に変更されました。

大阪モデルが黄色信号になるのは4月7日以来、およそ半年ぶりです。

これを受けて、大阪 浪速区の通天閣では午後6時半から黄色のライトアップが始まりました。

また、吹田市にある万博記念公園の太陽の塔でも日没から黄色のライトアップが始まりました。

大阪モデルの黄色のライトアップは10月1日から7日まで、毎晩午後9時まで行われます。

吉村知事「リバウンドを防がなくては」

緊急事態宣言が解除されたことについて、大阪府の吉村知事は記者団に対し「皆さんの協力で感染者数はなんとか下がっている状況だが、大きくリバウンドすることは防がなくてはいけない。一人ひとりの感染対策の徹底をお願いする」と述べ、引き続き感染対策を徹底するよう呼びかけました。