プロ野球ソフトバンク ワクチン接種した人に半額チケット販売

プロ野球のソフトバンクは、福岡県に出ていた緊急事態宣言が解除されたことを受け、本拠地での試合の観客数の上限を1万人に引き上げ、ワクチンを接種した人を対象に半額のチケットを販売することになりました。

ソフトバンクは、福岡県に緊急事態宣言が出ていた期間中、本拠地での試合を無観客としていましたが、先月からは2回のワクチン接種を済ませた人や1週間以内のPCR検査で陰性であることを条件に、5000人を上限に観客を入れて開催していました。

緊急事態宣言が解除されたことを受け、球団は1日、今月の試合から観客数の上限を1万人に引き上げると発表しました。

宣言期間中に観客に求めていたワクチンの接種証明やPCR検査の陰性証明の提示は、今後は必要ないということです。

一方、ワクチン接種に一層関心を持ってもらうための新たな取り組みとして、観戦の日までに1回以上接種した人を対象に定価の半額でチケットを販売することになり、チケットを購入した人には球場の窓口で接種証明の提示を求めるということです。