サッカー女子「なでしこジャパン」新監督に池田太氏が就任へ

サッカー女子の日本代表、「なでしこジャパン」の新たな監督に19歳以下の代表を指揮している池田太氏が就任することが決まりました。

これは1日開かれた日本サッカー協会の臨時理事会で承認されました。

なでしこジャパンはメダル獲得が期待された東京オリンピックでベスト8に終わり、高倉麻子監督が8月いっぱいで退任しました。

日本サッカー協会によりますと日本の強みである技術の高さやコンビネーションを磨き、世界と戦うという方向性を継続しながら強化を進められるとして19歳以下の女子日本代表を指揮している池田太氏が監督に就任することが決まったということです。

なでしこジャパンは新たな体制で再来年の女子ワールドカップや2024年のパリオリンピックを目指します。

池田氏は東京都出身の50歳。現役時代はディフェンダーとしてJリーグの浦和レッズでプレーし、引退後はレッズとアビスパ福岡でコーチを務めました。

その後、2017年に19歳以下の女子日本代表の監督に就任すると、2018年に開催された20歳以下のワールドカップで日本を初優勝に導きました。

池田新監督は今月18日に始まるなでしこジャパンの合宿からチームを率い、来年1月から2月にかけてインドで予定されているアジアカップに向けて準備を進めるということです。

池田新監督「全身全霊をかけて取り組んでいく」

なでしこジャパンの池田太新監督は1日午後、就任の記者会見に臨み、「責任の重さと覚悟の気持ちが湧いてきている。世界一を目指して強いなでしこを作り、女子サッカー界を盛り上げたい。そこに全身全霊をかけて取り組んでいく」と意気込みを述べました。

そして、「日本がどういう武器で世界に上回っていけるか考えているが、日本人の持つ俊敏さや連動性を突き詰めていけばコンビネーションで相手を打ち負かすことがもっとできると思う。ワールドカップやオリンピックでも相手の脅威となる攻撃や守備ができたところもあった。その強度をさらに上げ、トライする回数を増やして細部を詰めていきたい。選手が自信を持って勇敢にダイナミックに戦っていけるようチームを作っていきたい」と話していました。

日本サッカー協会女子委員会 今井委員長「継続性を大事に」

なでしこジャパンの強化を担う日本サッカー協会女子委員会の今井純子委員長は「なでしこジャパンが目指してきた方向性は間違っておらず継続性を大事にしたいと考えた。日本の強みである技術や連動性を徹底して高め、圧倒的な武器にしていく必要がある。池田新監督はチームビルディングに非常にたけていて、ダイナミックなサッカーを目指して日本のよさを違う方法で引き出すことができるのではないかと期待している」と話していました。