眞子さまと小室圭さん 今月26日結婚へ 宮内庁発表

宮内庁は1日、秋篠宮ご夫妻の長女の眞子さまが小室圭さんと今月26日に結婚し、同じ日に2人で記者会見される予定だと発表しました。結婚に伴う儀式などは行われず、皇室を離れる際の一時金も支給されない異例の形での結婚となります。

宮内庁では1日午後、秋篠宮ご一家の側近トップの加地隆治皇嗣職大夫が定例の記者会見の席で、眞子さまが今月26日に婚姻届を提出し小室さんと結婚されることになったと発表しました。

そのあと同じ日に、眞子さまは小室さんとともに記者会見に臨まれる予定だということです。

小室さんは先月27日、アメリカから帰国し、現在は新型コロナウイルスの待機期間で横浜市の自宅で過ごしています。

このあと今月11日までの待機期間が明けると、眞子さまとおよそ3年ぶりに再会することになります。

一方、これらの発表と合わせ宮内庁は、一般の結納に当たる「納采の儀」や、天皇皇后両陛下がお別れのあいさつを受けられる「朝見の儀」など女性皇族の結婚に伴う儀式をすべて行わないことや、眞子さまが皇室を離れる際に支給される「一時金」の受け取りを辞退されることなども明らかにしました。

辞退の背景には眞子さまやご家族、それに小室さんとその家族へのひぼう中傷と感じられる情報や、一時金の受け取りへの批判などによる眞子さまの精神的な負担があったということです。

宮内庁によりますと、眞子さまはひぼう中傷と感じられる出来事を長期にわたり反復的に体験された結果「複雑性PTSD」(=複雑性心的外傷後ストレス障害)と診断される状態になっているということです。

眞子さまは結婚に当たって、両陛下や上皇ご夫妻を訪ねてお別れのあいさつをされるということです。

女性皇族の結婚で儀式が行われないことも一時金が支給されないことも戦後初めてのケースとなり、眞子さまと小室さんの結婚は異例の形となります。

宮内庁長官 「両陛下 心からのおねぎらいのお気持ち」

宮内庁の西村長官は、眞子さまの結婚に対する天皇皇后両陛下の受け止めについて「両陛下には、眞子さまがこれまで皇室の一員としてさまざまな公的ご活動に真摯に取り組んでこられたことに対して、心からのおねぎらいのお気持ちをお持ちでいらっしゃいます。また、今後、幸せな人生を歩んでいかれることを願っておいでです」と述べました。
また西村長官は、眞子さまと小室圭さんの結婚について「眞子さまはさまざまな公的な活動に心を込めて取り組むとともに、秋篠宮ご夫妻の活動を真摯に支えるなど、これまで誠心誠意お務めを果たしてこられました。眞子さまの新しい門出にあたり、今後のご多幸とご健康を心よりお祈り申しあげます」と述べました。

そして、眞子さまが「複雑性PTSD」と診断される状態になっていることについては、「大変、精神的なご負担が大きかったのだろうと感じました。そうした状況に眞子さまがおかれていることをうかがって、お支えする宮内庁長官としては、大変、申し訳ない気持ちです」と話しました。

皇嗣職大夫「秋篠宮ご夫妻 末長いお幸せを祈っておられる」

眞子さまと小室さんの結婚についての秋篠宮ご夫妻の受け止めについて、秋篠宮ご一家の側近トップの加地隆治皇嗣職大夫は、1日の記者会見の席で、「お二人の末長いお幸せを祈っておられるのではないだろうかとお見受けしております」と述べました。

そのうえで、側近としての感想を求められると、「結婚の話が出た時からお支えさせて頂き、きょうまでの間にいろいろなことがありましたが、お二人が真摯に結婚を考えておられる気持ちが26日にかなうことをうれしく思っております」と話しました。

小室さんが就職内定 生活の経済的基盤整う

眞子さまと小室さんの結婚への意思は3年半前、宮内庁が儀式などの延期を発表したあとも、お互いの気持ちを確認し支え合う中で、決して変わることはありませんでした。

そうした中、この夏、アメリカ ニューヨーク州の司法試験を終えた小室さんが、現地の法律事務所に就職が内定します。

アメリカでの生活の経済的な基盤が整ったことで、眞子さまと小室さんは結婚に向けて大きく動き出すことになりました。

これより前のことし4月、小室さんは、母親と元婚約者の男性の「金銭トラブル」について詳しく説明する文書を公表しました。

週刊誌やインターネットでの批判を踏まえ、秋篠宮さまが見える形での対応を求められていたのにこたえるもので、宮内庁は秋篠宮ご夫妻が小室さん側の努力を受け止められたようだと評価しました。

金銭トラブルについてはその後も目立った進展はありませんが、宮内庁の中では小室さん自身の問題とは言い難い問題で、説明責任も果たしたとの見方が広がっていました。

眞子さまのお気持ち 秋篠宮ご夫妻が尊重

宮内庁によりますと、眞子さまの結婚の時期については、当初は去年を予定していたものの、新型コロナウイルスや皇室の行事などあらゆる状況を考慮して、慎重に検討が進められる状態が続いていました。

しかし、眞子さまとご家族、それに小室さんとその家族に対するひぼう中傷と感じられる出来事が続いたことで、眞子さまは「複雑性PTSD」の状態にいたるほどの精神的苦痛を感じ、これ以上この状況が続くことは耐えられないと考えられるようになりました。

こうした眞子さまのお気持ちを秋篠宮ご夫妻が尊重され、天皇皇后両陛下にも伺いが立てられたうえで結婚が決まったということで、これらのことは上皇ご夫妻にも報告されているということです。