厚生労働省事務次官に吉田学氏を起用 政府

政府は1日の閣議で、厚生労働省の新しい事務次官に、吉田学 新型コロナウイルス感染症対策推進室長を起用する人事を決めました。

これは、厚生労働省の樽見英樹事務次官の退任に伴うものです。

新たに事務次官に就任する吉田学氏は愛知県出身の59歳。昭和59年に当時の厚生省に入り、平成23年に民主党政権で当時の野田総理大臣の総理大臣秘書官を務めました。

その後、子ども家庭局長や医政局長などを経て、去年9月からは内閣官房の新型コロナウイルス感染症対策推進室の室長を務め、対策の取りまとめのほか、関係省庁や都道府県などとの調整にあたってきました。

この人事は1日付けで発令されます。