緊急事態宣言解除 空港には出張の人が “直接会って会話を”

緊急事態宣言が10月1日に解除され、大阪空港では久々に出張に出かけるという人たちの姿がみられました。

朝の大阪空港では、スーツケースなどを引いて全国各地に出張や旅行に出かける人たちの姿がみられました。

秋田県に向かう50代の歯科医の男性は「2年ぶりに出張します。緊急事態宣言も解除され、ワクチンも打っているから、いいかなと考えています。リモートでは本音の部分が聞けないので、直接会って会話をしたい」と話していました。

新潟県に向かう出版社に勤務する50代の男性は「宣言期間中は出張は控えていましたが、きょうから少しずつ増えていくと思います。テレワークなどでは難しい部分があるので、出張が再開できてよかったです」と話していました。

宮崎県に向かう美容関係の20代の男性は「去年行くはずだった出張が延期になってしまい、きょうになりました。相手の気持ちを直接会って確かめることで、質の高いコミュニケーションがとれると思います」と話していました。

政府の基本的対処方針では、都道府県をまたぐ移動をする際、ワクチンを打っていない人はウイルス検査を受けるよう呼びかけているほか、大阪府もこうした移動の際は特に感染防止対策を徹底するよう求めています。