大麻所持容疑で警視庁が誤認逮捕 鑑定で成分検出されず

警視庁が、東京・渋谷区の路上で大麻を所持していたとして20代の男性を誤って逮捕していたことが分かりました。大麻の葉のようなものを所持していたものの、鑑定の結果、成分は検出されなかったということです。

警視庁によりますと、9月26日の夜、渋谷区道玄坂の路上で渋谷警察署の警察官が20代の男性に職務質問しました。

その際、大麻の葉のようなものを所持していたため、薬品による簡易検査を行ったところ陽性反応が出たということで、男性は大麻取締法違反の疑いでその場で逮捕されました。

しかし、その後、警視庁の科学捜査研究所で正式な鑑定を行った結果、大麻の成分は検出されなかったということです。

このため警視庁は逮捕から4日後となる30日午後、男性を釈放し、謝罪しました。

男性が所持していたものが何かは特定できていないということです。

警視庁は、簡易検査の結果をうのみにせず言動や表情なども踏まえて逮捕の必要性を総合的に判断するよう指導しているということですが、今回はその判断が不適切だったとしています。

警視庁は「今後こうしたことがないよう、再発防止に向けた指導を徹底していく」とコメントしています。