ホンダ “空飛ぶクルマ”開発 航続距離伸ばし都市間の移動にも

ホンダは、次世代の交通システムとして注目されている、いわゆる「空飛ぶクルマ」の開発を進めていることを明らかにしました。ビジネスジェットの事業で得たノウハウを生かし、航続距離を大きく伸ばす計画です。

ホンダが発表したのは「eVTOL」と呼ばれる機体で、電動で垂直に離着陸する、いわゆる空飛ぶクルマとして2030年以降の事業化を目指し、開発しているということです。

空飛ぶクルマは、次世代の交通システムとして国内外の企業が開発に乗り出していますが、会社によりますと、これらの機体は100キロ程度の航続距離が多いということです。

こうした中、ホンダはビジネスジェットの事業で得たガスタービンや電動化のノウハウなどを組み合わせることで、400キロまで航続距離を伸ばし、都市間の移動にも使えるようにする計画です。

2023年にもアメリカで試作機による実験を始めることにしています。
記者会見で本田技術研究所の大津啓司社長は「既存のコア技術を重ね合わせることで、新技術や商品を実現し、新たな領域に事業を拡大していきたい」と述べています。

ほかにもホンダは、人の分身のように動く「アバターロボット」や、再使用できる小型ロケットの開発を進めているということです。