秋の登山シーズン 警察などが遭難救助訓練 仙台

秋の登山シーズンを迎え、山で遭難した人を救助する技術を高めようと、警察などが宮城県仙台市の山で訓練を行いました。

この訓練は、山で道に迷ったり、けがをしたりした人たちを救助する技術を向上させようと、警察や山の地元の人などで作る宮城県山岳遭難防止対策協議会が行いました。

会場となった仙台市太白区にある標高1365メートルの「大東岳」には、およそ30人が集まりました。

はじめに、けがをして動けない人を担架で運ぶ方法について、地面におろす際は、不安感を与えないなどのため、足からおろすといった注意点が説明されました。

そして、過去に実際に遭難が起きた現場に向かい、上空のヘリコプターと連携しながら遭難者を見つける方法や、けが人を搬送する際の手順を確認しました。

警察によりますと、ことしになってから28日までに宮城県内で起きた山岳遭難は27件で、4人が死亡しました。

件数で見ますと、最近の10年間で最も多かった去年の同じ時期より1件多く、原因としては「道迷い」が12件と、最も多くなっています。

宮城県警察本部地域課の菅原貴弘課長補佐は「山に入るときは事前にしっかりと計画を立て、装備を準備することが遭難の防止につながる。体調にも十分注意して、登山届を提出してほしい」と呼びかけています。