新幹線のぞみ「テレワーク専用車両」公開 10月1日から運行

コロナ禍で落ち込んだ新幹線のビジネス需要を少しでも取り込もうと、車内でテレワークがしやすいように整備された「のぞみ」の専用車両が、10月1日から新たに導入されるのを前に、29日、報道陣に公開されました。

JR東海とJR西日本は、東京ー博多間を運行する東海道新幹線と山陽新幹線のすべての「のぞみ」の7号車を、10月1日からテレワーク専用車両として運行します。

公開された車両は、車内で長時間の通話やウェブ会議ができ、最新型の車両「N700S」の場合には、これまで30分以内だった無料Wi-Fiの使用時間の制限をなくし、通信を暗号化してセキュリティーも高めます。

また、東海道新幹線の区間では、作業がしやすいようひざの上にパソコンを乗せるクッションや、パソコンの画面ののぞき見を防止するついたてなどを無料で貸し出します。

さらに、乗車の前後にも仕事がしやすいよう、東京、名古屋、新大阪の駅の待合室に半個室のブースを設けました。

国内の新幹線でビジネス客向けの専用のサービスを始めるのは初めてだということで、コロナ禍で利用客が大きく落ち込む中、ビジネス需要を少しでも取り込むねらいです。

JR東海営業課の中西康裕課長代理は「お客様の目的に合わせて、きめ細かなサービスを提供することが大事だと考えている」と話していました。