大相撲 横綱 白鵬が現役引退を届け出

大相撲で史上最多となる45回の優勝を果たした横綱・白鵬が、現役の引退を日本相撲協会に届け出ました。これを受けて29日、相撲協会の「年寄資格審査委員会」が開かれ、30日の理事会で白鵬の引退と年寄「間垣」の襲名が承認される見通しです。

横綱・白鵬は秋場所千秋楽翌日の27日、師匠の宮城野親方を通じて日本相撲協会に現役を引退する意向を伝えていましたが相撲協会は29日、白鵬が引退を届け出たことを明らかにしました。

関係者によりますと白鵬は痛めた右ひざの状態などから今後、本場所で横綱として15日間土俵を務めることはできないと判断し、現役を引退することを決めたということです。

引退の届け出を受けて相撲協会は、29日昼すぎから白鵬の年寄襲名について話し合う年寄資格審査委員会を開きました。

白鵬の取り口や言動を巡っては批判的な声もあることから委員長を務める今井環外部理事は、白鵬が親方になることについて委員の一部から懸念する意見が出たことを示唆しました。

一方で「いろいろな意見を集約してそれを理事会に上げる。全会一致でもないし、否決されたわけでもない」と話しました。

白鵬の現役引退と年寄「間垣」の襲名は、30日午後から開かれる理事会の議論をへて正式に承認される見通しです。