NY株価 一時600ドル超の値下がり “債務不履行”への警戒感

28日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価は、アメリカ議会で国債の発行を拡大するための対応が進まず、債務不履行に陥ることへの警戒感などから一時、600ドルを超える大幅な値下がりとなりました。

28日のニューヨーク株式市場は、アメリカの議会で国債の発行を拡大するための対応が進まない中、イエレン財務長官が10月18日以降に政府資金が底をつき、国債の償還や利払いが滞る債務不履行に陥るおそれもあると警告したことへの警戒感などから、幅広い銘柄に売り注文が出ました。

このため、ダウ平均株価は一時、600ドルを超える大幅な値下がりとなりました。

その後、いくぶん買い戻されて、終値は前日に比べて569ドル38セント安い、3万4299ドル99セントでした。

ダウ平均株価の値下がりは5営業日ぶりです。

また、IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も2.8%の大幅な下落となりました。

市場関係者は「議会で与野党の対立が続いていることの影響を懸念する投資家が多かった。また、原油価格がこのところ上昇傾向にあることからインフレが懸念されてアメリカ国債が売られ、長期金利が上昇していることも売り注文につながった」と話しています。