東京都 “宣言”解除後 制限を段階的に緩和へ リバウンド防止

東京都は、緊急事態宣言が解除される10月1日から、感染対策の徹底の認証を受けた飲食店に限って酒の提供と午後9時までの営業を可能とします。都としては、制限の緩和を段階的に進めつつ、新たな対策の徹底を呼びかけることで、感染の再拡大の防止と経済活動の回復を両立させたい考えです。

都は、緊急事態宣言が解除される10月1日から24日までのおよそ3週間を「リバウンド防止措置期間」と位置づけ、今の制限の段階的な緩和を始めます。

まずは、感染対策を徹底していると都から認証を受けた飲食店に限って、酒の提供をおよそ2か月半ぶりに可能とし、営業時間は今より1時間延ばして午後9時までとします。

これに加えて、都民に対しては、不要不急の外出の自粛や都と県の境を越える移動の自粛といった要請はせず、外出する場合は少人数で混雑している場所や時間を避けることなどを求めます。

都としては、制限の緩和を段階的に進めつつ、新たな対策の徹底を呼びかけることで、感染の再拡大の防止と経済活動の回復を両立させたい考えです。