“2040年度までに温室効果ガス 実質ゼロに”NTTグループ新目標

NTTグループは28日、光技術を使った半導体を導入して通信ネットワークでの電力消費を大幅に抑え、2040年度までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするという新たな目標を発表しました。

発表によりますと、NTTグループは、2040年度までにNTTドコモやNTT東日本、西日本などを含むグループ全体で、温室効果ガスの排出量の実質ゼロを目指します。

IOWNと呼ばれ、電力消費を大幅に抑える光技術を使った次世代のネットワークを、今後データセンターや基地局、通信機器などに導入することで、削減効果全体の45%を見込みます。

また、太陽光発電などの再生可能エネルギーの活用で45%、残りは省エネを進め、2050年までとしている政府のカーボンニュートラルの目標時期よりも10年早い実現を目指すとしています。

さらに、2040年度以降、国内にある電子半導体の半分を光技術を使った次世代半導体に置き換えた場合、日本全体で2000万トンの温室効果ガス削減につながるという試算も明らかにし、将来はNTTグループだけでなく、ほかの産業にも光技術を広げていきたいとしています。

NTTの澤田純社長は、オンラインの会見で「自社での削減に合わせて、社会全体の温室効果ガスの削減にも貢献したい」と述べました。