西武HD アウトドア事業に参入へ 合弁会社設立

鉄道やホテル事業を展開する西武ホールディングスは、キャンプ場予約サイトを運営する企業と10月新たに合弁会社を設立し、アウトドア事業に参入することになりました。

これは、西武ホールディングスと最大手のキャンプ場予約サイトを運営する千葉県の企業「R.project」が28日都内で会見を開いて発表しました。

それによりますと、両社は10月1日に合弁会社を立ち上げます。

具体的には予約サイトの運営会社がもつアウトドア施設の運営ノウハウを活用し、西武ホールディングスが全国のリゾート地に保有する遊休地などで、キャンプ場やバーベキュー施設の開発を行う計画です。

候補地としては、長野県の軽井沢や神奈川県の箱根といった集客しやすい観光地を想定しています。

西武ホールディングスは、新型コロナウイルスの影響で昨年度の最終的な損益が700億円を超える赤字となり、新たな収益源を作り出すことが課題となっています。

会社では2030年にはアウトドア事業で20億円から30億円の売り上げを確保したいとしています。
会見で西武ホールディングスの後藤高志社長は「ウィズコロナの中でアウトドアの価値が見直されている。新規事業を経営改革の大きな柱としたい」と述べました。