天皇皇后両陛下 オンラインで世界地震工学会議の開会式に参加

世界各地の専門家が地震防災対策について話し合う国際会議が仙台市で始まり、天皇皇后両陛下がオンラインを活用して開会式に臨まれました。

「世界地震工学会議」は、4年に1度、開かれていて、ことしはおよそ80の国や地域から地震工学や防災の専門家など、およそ3000人が主にオンラインで参加して仙台市で始まりました。

28日午前10時から行われた開会式には、天皇陛下が皇后さまとともに、皇居の「御所」からオンラインを活用して参加し、英語でおことばを述べられました。

天皇陛下は、東日本大震災の犠牲者や被災した人に哀悼と、お見舞いの気持ちを表すとともに、復旧・復興に尽力してきた人たちに感謝のことばを述べられました。

そのうえで「今回の会議が、世界中の地震工学や地震防災の専門家が研究成果を持ち寄り、過去の災害体験や教訓を世界で共有し、地震と津波による被害を大幅に軽減する重要な機会となることを願います」と締めくくられました。

両陛下はこれまで、東日本大震災の被災地に心を寄せるとともに、地震災害に対する理解を深めていて、地震工学の専門家の講演にうなずきながら耳を傾けられていました。