北朝鮮 きょう「最高人民会議」開催 米韓両国との関係に注目

北朝鮮は28日、各地の代表からなる最高人民会議を開催すると予告していて、ミサイルの発射を繰り返す一方で、南北首脳会談を再び行う可能性にも言及する中、アメリカや韓国との関係について何らかの立場を明らかにするのか注目されています。

北朝鮮は28日、各地の代表を首都ピョンヤンに集めて、ことし1月以来となる最高人民会議を開催すると予告しています。

議題については、若者の思想教育の強化に向けた法律の採択や、経済計画に関する法律の修正などを挙げています。

北朝鮮は、新型コロナウイルスの感染対策に伴う国境の封鎖で、経済が打撃を受け食糧事情も悪化していて、指導部としては、内部の引き締めや経済の立て直しを図りたい考えとみられます。

また、北朝鮮は今月に入って、長距離巡航ミサイルを発射したほか、列車から短距離弾道ミサイルを発射し、日本の排他的経済水域の内側に落下したと推定されています。

さらに、キム・ジョンウン(金正恩)総書記の妹のキム・ヨジョン(金与正)氏が先週、相次いで談話を発表し、アメリカと韓国に対して敵視政策の撤回を求める一方、条件付きで南北首脳会談を再び行う可能性にも言及しました。

こうした中、今回の最高人民会議で、米韓両国との関係について何らかの立場を明らかにするのか注目されています。