東京 コロナ 11人死亡 154人感染確認 約半年ぶりに200人下回る

東京都内で27日、新たに感染が確認された人は、およそ半年ぶりに200人を下回り、154人でした。また、11人の死亡が確認されました。

東京都は、27日都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて154人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1週間前の月曜日より148人減り、およそ半分です。

200人を下回るのは、ことし3月22日以来、およそ半年ぶりです。

500人を下回るのは4日連続、300人を下回るのは2日連続です。

また、27日までの7日間平均は341.6人で、前の週の44.3%となり、感染確認の減少が続いています。

27日の154人の年代別は、
▽10歳未満が9人、
▽10代が16人、
▽20代が37人、
▽30代が29人、
▽40代が31人、
▽50代が16人、
▽60代が5人、
▽70代が5人、
▽80代が5人、
▽90代が1人です。

感染経路が分かっている人の内訳は、
▽「家庭内」が最も多く47人、
▽「職場内」が5人、
▽「施設内」が3人、
▽「会食」が2人などとなっています。

これで都内で感染が確認されたのは37万4683人になりました。

27日時点で入院している人は、26日より175人減って1378人で、「現在確保している病床に占める割合」は20.9%です。

都の基準で集計した27日時点の重症の患者は26日より4人減って125人で、重症患者用の病床に占める割合は24.9%です。

年代別は、
▽10歳未満が1人、
▽20代が5人、
▽30代が4人、
▽40代が14人、
▽50代が54人、
▽60代が32人、
▽70代が11人、
▽80代が4人です。

また、都は、感染が確認された40代から90代の男女合わせて11人が死亡したことを明らかにしました。

このうち、90代の男性は入所していた特別養護老人ホームで感染し、施設で療養を続けていたということです。

今回の第5波で先月以降、自宅や施設で療養中に亡くなった人はこれで51人になりました。

都内で、感染して死亡した人は2883人になりました。