大学入学共通テストの出願 きょうから受け付け開始

来年1月に実施される「大学入学共通テスト」の出願の受け付けが27日から始まります。今回も追試験の会場が全国47の都道府県に設けられるなど、新型コロナウイルスへの対応が進められています。

大学入学共通テストは、思考力や判断力などを重視する入試への改革が必要だとして、ことし1月に大学入試センター試験に代わって初めて実施され、2回目となる今回の本試験は、来年1月15日と16日の2日間の日程で行われます。

前回は、感染拡大による休校の長期化などを考慮して第2日程が設けられましたが、今回は本試験はこの日程のみになります。

一方で、感染拡大前は1週間後に実施されていた追試験は、新型コロナウイルスによる体調不良などで受験できない場合を考慮して、前回に続き2週間後の実施とし、全国47都道府県で会場が設けられます。

出願の受け付けは27日から始まり、来月7日まで行われます。

感染対策についても具体的に求めていて、受験生には常に鼻と口の両方をマスクで確実に覆うように義務づけるほか、追試験の申請に必要な医師の診断書については、医療体制のひっ迫などで提出が難しい場合は別の方法で申請を可能にするとしています。

また、文部科学省は会場となる大学などに、新型コロナウイルスの陰性証明やワクチンの接種を受験要件にしないよう求めています。

コロナ対応 追試や振り替え試験実施は97%

新型コロナウイルスへの対応として、大学の個別入試で追試や振り替え試験を実施するところは、全体の97%となっています。

文部科学省がことし7月末時点の状況を調査したところ、全国の1056の国公私立大学と短期大学のうち、感染対策として、
▽「追試を実施」と回答したのが540、
▽「追加の受験料を徴収せず受験の振り替えを実施する」と回答したのが797、
▽「いずれも実施」が317で、
何らかの対応を取る大学や短期大学は1020と全体の97%になっています。

このほか、「検討中」が25大学、「対応なし」としているのは2大学などとなっています。