東京都 コロナ 299人感染確認 11日連続1000人下回る 死亡11人

東京都内では26日、新たに299人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、11日連続で1000人を下回りました。

また、都は、感染が確認された11人が死亡したことを明らかにしました。

東京都は、26日都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて299人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1週間前の日曜日より266人減ったほか、日曜日としてはことし3月21日以来300人を下回りました。

1000人を下回るのは11日連続、500人を下回るのは3日連続です。

また、26日までの7日間平均は400人を下回って362.7人で、前の週の44.5%でした。

7日間平均が前の週を下回るのは33日連続で感染確認の減少が続いています。

都の担当者は「都民のみなさんのご協力で確実な減少傾向が続いている。ただ、まだ緊急事態宣言中なので気を緩めることなく引き続き感染防止対策にご協力をお願いしたい」と呼びかけています。

299人の年代別は、
▼10歳未満が35人、
▼10代が31人、
▼20代が74人、
▼30代が60人、
▼40代が40人、
▼50代が28人、
▼60代が16人、
▼70代が12人、
▼80代が2人、
▼90代が1人です。

感染経路がわかっている人の内訳は、
▽「家庭内」が最も多く93人、
▽「職場内」が14人、
▽「施設内」が7人、
▽「会食」が2人などとなっています。

これで都内で感染が確認されたのは37万4529人になりました。

26日時点で入院している人は、25日より79人減って1553人で、「現在確保している病床に占める割合」は23.6%です。

都の基準で集計した26日時点の重症の患者は25日より2人減って129人で、重症患者用の病床に占める割合は25.6%です。

年代別は、
▼10歳未満が1人、
▼20代が5人、
▼30代が6人、
▼40代が12人、
▼50代が55人、
▼60代が32人、
▼70代が13人、
▼80代が5人です。

また、都は、感染が確認された40代から90代の男女合わせて11人が死亡したことを明らかにしました。

このうち、80代の男性と90代の女性はワクチン接種を2回受けていたということです。

これで都内で感染して死亡した人は2872人になりました。