富士山 2年ぶりの夏山シーズン 山梨県側の登山者数は過去最少

富士山で2年ぶりとなったことしの夏山シーズン、山梨県側の登山者数は6万5000人余りと、新型コロナウイルスの影響を受ける前のおととしに比べて12万人以上減り、登山者数の記録が残る昭和56年以降で最も少なくなりました。

富士山は去年の夏、新型コロナウイルスの影響で山開きが行われませんでしたが、ことしは7月1日から今月10日までの期間、2年ぶりの夏山シーズンとなりました。

ふもとの富士吉田市によりますと、この期間に富士山の吉田口登山道の6合目で行った調査では登山者数は合わせて6万5519人でした。

おととしに比べて12万288人、率にして65%減り、統計をとり始めた昭和56年以降で最も少なくなりました。

理由について富士吉田市は、新型コロナの感染対策のため、富士山のふもとと5合目を結ぶ県道の富士スバルラインの営業時間が以前は24時間だったのをことしは午前3時から午後6時までに制限されたことや、山小屋の収容人数を減らしたことなどをあげています。

富士吉田市富士山課は「ことしは関係者が協力してコロナ禍でも山開きをすることができた。登山者数は少なかったが来年につながると思う」と話しています。