大相撲 元小結 阿炎が十両優勝 幕内復帰へ大きく前進

大相撲秋場所の十両は元小結・阿炎が12勝目を挙げ、26日の千秋楽を待たずに優勝を決めました。

阿炎は去年、出場停止の処分を受けて一時、幕下まで番付を下げましたが、7場所ぶりの幕内復帰へ大きく前進しました。

秋場所の十両は5枚目の阿炎が持ち味の力強い突き押しで白星を重ね、13日目を終えて11勝2敗で単独トップに立ち、錦木と錦富士が星の差2つで追っていました。

14日目の25日、阿炎は錦木に押し出しで勝って12勝目を挙げた一方、錦富士は敗れたため、千秋楽を待たずに阿炎の優勝が決まりました。

阿炎は埼玉県越谷市出身の27歳。

平成30年の初場所で新入幕を果たし、おととしの名古屋場所で小結に昇進し将来を期待されました。

しかし、去年の7月場所などに複数回にわたって接待を伴う飲食店に出入りして、日本相撲協会のガイドラインに違反したことなどから3場所出場停止と減給の懲戒処分を受け、一時は幕下まで番付を落としました。

ことしの春場所で復帰したあとは、ふた場所連続で幕下優勝して十両に戻り先場所は十両で11勝、今場所もここまで12勝を挙げて7場所ぶりの幕内復帰へ大きく前進しました。

阿炎は「振り返るには早いのであしたの一番に集中します」と話し、気を緩めていない様子でした。