「江戸前のり」の養殖 種付け始まる 千葉 富津

のりの養殖が盛んな千葉県富津市で、養殖用の網にのりの胞子を付ける種付けが始まりました。

千葉県の東京湾沿岸で養殖されるのりは、色つやと風味がよい「江戸前のり」として知られています。

毎年、海水の温度が下がり始めるこの時期に行われ、富津市の新富津漁港では漁業者の人たちが朝早くから作業に追われていました。

養殖用の網を巻きつけた直径2メートルほどの水車を、のりの胞子を繁殖させた水槽に浸し、網全体に付着させるため回転させ、胞子の付いた網を巻き取っては定着させるための水槽に浸し、胞子が付いているか顕微鏡で確認する作業も行われていました。

網はマイナス30度で冷凍保管したあと、海水温が下がる来月中頃までに海に入れて、順調に行けば11月中旬ごろ、のりの摘み取りが行われる見通しです。

新富津漁業協同組合の小泉敏組合長(67)は「品質のいいのりをいっぱい消費者の皆さんに届けられるように頑張ります」と話していました。