米司法省 ファーウェイ副会長帰国容認か 現地メディア伝える

3年前、カナダで逮捕され、アメリカに詐欺の罪で起訴された中国の大手通信機器メーカー、ファーウェイの孟晩舟副会長について、アメリカ司法省は、孟副会長が一部の罪を認める代わりに、中国への帰国を容認したと現地の複数のメディアが伝えました。

これは、アメリカの有力紙ウォール・ストリート・ジャーナルやカナダの公共放送CBCなどが伝えました。

中国の大手通信機器メーカー、ファーウェイの孟晩舟副会長は、アメリカが経済制裁を科しているイランと取り引きしたなどとして2018年12月、アメリカの要請によってカナダで逮捕され、その後、詐欺などの罪でアメリカ司法省に起訴されました。

保釈後は現在にいたるまで、カナダ西海岸のバンクーバーにある自宅で厳重な監視のもと生活しています。

10月21日には、カナダの裁判所が孟副会長の身柄をアメリカに引き渡すかどうかを決める判決の期日を示す予定でしたが、報道によりますと、アメリカ司法省は、孟副会長が一部の罪を認める代わりに、中国への帰国を容認したということです。

また、これによって、副会長が逮捕された直後に中国で逮捕され、実刑判決を受けたカナダ人2人の解放につながる可能性があるとも伝えられています。
ただ、アメリカのバイデン政権は、ファーウェイを安全保障上の脅威と見なし、規制を強化しているため、米中の対立は今後も続くことになります。