滑走路のカメが “カメの機体”の旅客機の運航止める 成田空港

24日午前、成田空港の滑走路でカメが歩いているのが見つかり、一時、滑走路が閉鎖され、機体にカメがデザインされた全日空機などの5便が遅れる影響が出ました。

国土交通省成田空港事務所などによりますと、24日午前11時半ごろ、成田空港で旅客機の操縦士が滑走路でカメが歩いているのを見つけ、2本ある滑走路のうち1本がおよそ10分間にわたって閉鎖されました。

この影響で、2階建ての旅客機で、機体にウミガメの絵が描かれた那覇行きの全日空機が離陸できなくなるなど、成田空港を出発する旅客便と貨物便、合わせて5便に最大15分の遅れが出ました。

滑走路を歩いていたカメは深緑色で、全長およそ30センチ、重さが2キロほどあり、まもなく空港の係員に捕獲されました。

カメは滑走路の脇にある調整池から来た可能性があるということで、成田空港会社は、種類を調べたうえで、自然にかえすかどうか検討したいとしています。

成田空港の関係者は「滑走路でカメが捕獲され、航空機の運航を止めるのは珍しい」と話しています。

遅れが出た全日空機に乗務していた客室乗務員は「カメの飛行機に乗務している際に、カメに出会うなんて思わなかったです。乗客もクルーも和やかな雰囲気で出発しました」と話しています。

乗客「カメが見送りにでも来たのかなと」

乗客によりますと「離陸に向けて走行していたところ、飛行機が停止して、アナウンスが流れました。偶然にも、乗っていた飛行機がウミガメをモチーフにした機体だったため、大きなカメが小さなカメを待っている状態でした。珍しいことだなと思いましたし、ウミガメをモチーフにした機体を見送りにでも来たのかなと感じました」と話していました。