“遠出できない中でも旅行気分を” 百貨店で九州物産展 東京

東京や大阪など19の都道府県に出されている緊急事態宣言の期限が来週に迫る中、都内の百貨店は、遠出ができない中でも旅行気分を楽しんでもらおうと、九州の物産展が開かれています。

この物産展は、東京 池袋の百貨店で今週から開かれています。

遠出ができない中でも旅行気分を楽しんでもらおうと、博多の「からしめんたいこ」やくまモンの「人形焼き」など、食品や工芸品などを販売する69の店舗が出店していて、24日は多くの買い物客でにぎわっていました。
百貨店によりますと、先月の売り上げは、新型コロナの感染拡大前のおととし8月と比べて、全体で3割ほど落ち込んでいるということですが、物産展など催事ものの売り上げは、コロナ禍で遠出ができないことなどが追い風となり、好調だということです。

物産展を訪れた、都内に住む鹿児島出身の会社員の男性は「角煮まんじゅうを買いました。地元の鹿児島には2年ぐらい帰省できていなくて、生まれた子どもを母親にすら見せられていません。地元に帰れなくても、その雰囲気が味わえて、慣れ親しんだ味を楽しめるのでうれしいです」と話していました。

西武池袋本店催事担当の亀谷敏和さんは「夏休みや大型連休などで帰省や旅行ができない中で、都心で現地に行った気分を味わえるので、非常に楽しみにしている人も多くいます」と話していました。

そのうえで、今後について「百貨店として緊急事態宣言が解けてすぐに、今までどおりの営業をするというのは考えていません。まだまだ不安に思っている人がたくさんいると思うので、しっかりと感染対策が実施できるように、その部分は気を緩めることなく、より楽しい売り場作りを心がけていきたいです」と話していました。