デジタル庁 事務方ナンバー2の審議官 接待で減給の懲戒処分

デジタル庁は、事務方のナンバー2にあたるデジタル審議官が、内閣官房のイノベーション総括官を務めていた去年、事業者から国家公務員の倫理規程に違反する接待を受けていたとして、減給の懲戒処分にしたと発表しました。

デジタル庁によりますと、事務方のナンバー2にあたる赤石浩一デジタル審議官は、内閣官房のイノベーション総括官を務めていた去年9月から12月にかけて、利害関係者にあたらない事業者から3回にわたって接待を受け、事業者側が飲食代など12万円余りを負担していたということです。

接待の一部には、平井デジタル大臣も出席していたということです。

デジタル庁は、利害関係者にあたらなくても社会通念上、認められる程度を超えて繰り返し接待を受けることなどを禁止している、国家公務員の倫理規程に違反していたとして、赤石氏を24日付けで減給10分の1、1か月の懲戒処分にしたと発表しました。

平井大臣は、閣議のあとの記者会見で「コンプライアンス委員会で必要な議論をし、今後このようなことがないよう努めたい。赤石氏は、デジタル分野における経験や実績もあって有能な人材で、引き続き職責を果たしてもらいたい」と述べました。

平井デジタル相 大臣給与1か月分自主返納 会食に同席

加藤官房長官は午後の記者会見で「会食の一部には、平井デジタル大臣も同席していたと聞いている。会食当時、平井大臣は、赤石氏の直接の上司ではないということだが、平井大臣の判断として、一定の責任があると考え、大臣給与1か月分を自主返納することになったと聞いている」と述べました。

一方、記者団が「平井大臣は大臣規範に抵触する可能性があると判断したのか」と質問したのに対し「大臣規範に抵触するか否かという問題ではなく、あくまでも、ご自身の判断で自主返納されたということだ」と述べました。