台湾のTPP加入申請 経済や貿易所管の閣僚 “歓迎”や“注視”

台湾がTPP=環太平洋パートナーシップ協定への加入を申請したことについて、経済や貿易を所管する閣僚からは、閣議後の記者会見で言及が相次ぎました。

このうち、麻生副総理兼財務大臣は「台湾は自由主義や基本的人権、法の支配など、基本的な価値観を共有し、密接な経済関係もある極めて重要なパートナーで、日本として歓迎すべきことだ」と述べました。

また、梶山経済産業大臣は「台湾はかねてからTPPへの参加申請に向けたさまざまな取り組みを公にしていて、まずは歓迎したい」と述べたうえで「TPPはルール面で高い水準の協定だ。台湾がこうした高い基準を満たす用意ができているかどうかを、しっかりと見極める必要がある」と述べ、参加国と連携しながら対応していく考えを示しました。

一方、野上農林水産大臣は、台湾が原発事故のあと、福島県などからの食品の輸入規制を続けていることに関連して「日本産の食品は科学的に安全性が証明されている。TPPの締約国は、いずれも放射性物質に関する規制を設けていない」と述べ、台湾のTPP加入に向けては、輸入規制を撤廃するかどうかを注視していく考えを示しました。