菅首相 持続可能な「食料システム」構築進めると強調 国連会合

菅総理大臣は、食料分野の対策を話し合う国連のオンライン会合にビデオメッセージを寄せ「新型コロナの感染拡大などにより、世界で食料不安が深刻化している」としたうえで、農林水産業の脱炭素化など、環境負荷の少ない持続可能な「食料システム」の構築を進めていくと強調しました。

持続可能な開発目標=「SDGs」の達成に向けて、各国の首脳などが食料分野の対策を話し合う国連の会合がオンライン形式で開かれ、菅総理大臣がビデオメッセージを寄せました。

この中で、菅総理大臣は「新型コロナの感染拡大や頻発する自然災害などにより、世界で食料不安が深刻化している」として、飢餓の撲滅など、世界の食料をめぐる課題に取り組むためには、食料の生産や流通といった一連の過程を「食料システム」として、一体的にとらえていくことが重要だと指摘しました。

そのうえで「生産性の向上と持続可能性の両立の鍵となるのは、イノベーションやデジタル化の推進、科学技術の活用だ」と述べ、農林水産業の脱炭素化など、環境負荷の少ない持続可能な「食料システム」の構築を進めていくと強調しました。

そして、菅総理大臣は、食料分野でも、引き続き、自由で公正な貿易の旗振り役を務めていくとともに、各国や地域の気候風土や食文化を踏まえた取り組みを進めていく考えを示しました。