東京 新型コロナ 18人死亡 531人感染確認 8日連続1000人下回る

東京都内では23日、新たに531人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、8日連続で1000人を下回りました。
また、都は、自宅療養をしていた40代の男性1人を含む18人が死亡したことを明らかにしました。

東京都は、23日都内で新たに10歳未満から80代までの男女合わせて531人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1週間前の木曜日より300人減りました。

1000人を下回るのは8日連続、前の週の同じ曜日を下回るのは32日連続です。

23日までの7日間平均は547.4人で、前の週の54.1%でした。

7日間平均が前の週を下回るのは30日連続で、感染確認の減少が続いています。

23日の531人の年代別は、
▽10歳未満が46人、
▽10代が50人、
▽20代が132人、
▽30代が99人、
▽40代が85人、
▽50代が63人、
▽60代が21人、
▽70代が20人、
▽80代が15人です。

感染経路がわかっている225人の内訳は、
▽「家庭内」が最も多く157人、
▽「職場内」が23人、
▽「施設内」が19人、
▽「会食」が8人などとなっています。

これで都内で感染が確認されたのは37万3613人になりました。

23日時点で入院している人は、22日より103人減って1943人で、「現在確保している病床に占める割合」は29.5%です。

都の基準で集計した23日時点の重症の患者は22日より3人減って143人で、重症患者用の病床に占める割合は28.4%です。

年代別は、
▽10歳未満が1人、
▽20代が4人、
▽30代が7人、
▽40代が16人、
▽50代が62人、
▽60代が34人、
▽70代が14人、
▽80代が5人です。

また、都は、感染が確認された40代から90代の男女合わせて18人が死亡したことを明らかにしました。

このうち、40代の男性は先月11日に感染がわかり、症状は発熱とせきで軽症だったため、入院調整をせずに自宅療養をしていました。

保健所の行う健康観察では先月17日まで男性と連絡をとり、体調の異変がないことを確認していましたが、その翌日の先月18日に死亡しているのを同居している家族が見つけたということです。

自宅療養中に体調が急変したと見られます。

今回の第5波で、先月以降、自宅療養中に亡くなった人はこれで50人になりました。

これで都内で感染して死亡した人は2838人になりました。