英 ジョンソン首相 気候変動 “各国が責任ある行動を”

イギリスのジョンソン首相は、国連総会で演説し、気候変動をめぐり世界は重大な転換点を迎えつつあるとして、来月からイギリスで開かれる気候変動対策の国連の会議、COP26を前に各国が責任ある行動をとるよう呼びかけました。

COP26の議長国をつとめるイギリスのジョンソン首相は、22日、国連総会の演説で、気候変動の問題を取り上げ「世界は重大な転換点を迎えつつある。地球に対してだけでなく、われわれ自身に対する破壊について責任をとるときだ」と述べました。

そして、各国に対し、▽世界の平均気温の上昇を1.5度に抑えることや、▽石炭火力発電の利用を先進国は2030年までに、途上国は2040年までにとりやめることなどを求めました。

また、世界最大の温室効果ガスの排出国、中国について、習近平国家主席が21日、海外で新たな石炭火力発電所を建設しないと表明したことを歓迎したうえで、国内での石炭の利用についても段階的に廃止するよう促しました。

ジョンソン首相は、異常気象による洪水や山火事などがすでに起こっていると指摘し「孫の世代は、われわれが警告を受けていたのに見過ごしたことを知るだろう。どんなに自分勝手なのかと問われることになる」と述べ、COP26を前に、各国それぞれが責任ある行動をとるよう呼びかけました。