菅首相「世界経済への影響注視」中国 恒大グループ経営難で

中国の不動産大手の経営悪化について、菅総理大臣はアメリカのメディア、ブルームバーグのインタビューで「日本への直接の影響は非常に少ないと思う」と述べたうえで、中国経済の失速は世界の経済に影響すると指摘し、注視しながら対応する考えを示しました。

この中で菅総理大臣は、中国の不動産大手「恒大グループ」が巨額の負債を抱えて経営難に陥っていることについて「中国に投資している部分が多いということなので、日本への直接の影響は非常に少ないと思っている。ただ、中国経済が失速すると世界の経済に影響するので、しっかり注視しながら対応したい」と述べました。

一方、対中政策をめぐり「インド太平洋地域では、中国の台頭でパワーバランスの変化や、新型コロナウイルス対応の中で高まっている自国中心主義も相まって不確実性が一層増大している」と指摘しました。

そして「中国は近年、政治経済だけでなく軍事面でも影響力の行使を急速に高めてきている。わが国の平和と繁栄にとってのリスクになる可能性がある。日米同盟の抑止力、わが国自身の防衛力の強化にしっかり取り組んでいかなければならない」と述べました。