“高額運賃”北総鉄道 来年秋に値下げへ 累積損失解消見通しで

千葉と東京を結ぶ北総鉄道は運賃が高額だとして長年、問題になっていましたが、来年の秋にも値下げが実施される見通しとなりました。

他社線との比較で「距離によっては約2倍の運賃」

千葉県印西市と東京 葛飾区を結ぶ北総鉄道は、ほかの鉄道会社に比べて運賃が距離によっては、およそ2倍にのぼるなど大幅に高いとして、長年、沿線自治体から値下げを求める声があがっていました。
これについて北総鉄道は、一時は447億円にのぼった累積損失が解消できる見通しが立ったとして、22日に来年秋にも値下げを実施する見通しを明らかにしました。

「家計への影響が大きい」として沿線自治体から要請があった通学定期を大幅に値下げし普通運賃についても値下げするとしていますが、具体的な金額については今後検討していくということです。

会社の株式の22%を持つ千葉県の熊谷知事は22日の県議会で、21日に会社側から報告を受けたとしたうえで「値下げが確実に実施されるよう今後も会社に対し働きかけていく」と述べました。

北総鉄道は「通学定期の大幅値下げなどにより、沿線内への居住促進にもつなげていきたい。早期値下げに向けて準備を進めていきたい」とコメントしています。