大谷翔平 45号ホームラン 10試合ぶり トップの2人に1本差

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が21日のアストロズ戦で、今シーズン45号となるソロホームランを打ち、アメリカンリーグのホームラン王争いでトップに並ぶ2人の選手に1本差に迫りました。

今月10日に44号を打ったあとホームランが出ていない大谷選手は21日、本拠地のカリフォルニア州アナハイムで行われたアストロズ戦に2番・指名打者で先発出場しました。

大谷選手は1回の第1打席は、鋭い打球のセンターライナーで、3回の第2打席は、ピッチャーゴロに倒れました。

チームが9点を追う6回の第3打席は、1アウト一塁の場面で初球をライト前に運び、3試合ぶりのヒットでチャンスを広げると、続くバッターのスリーランホームランでホームを踏みました。

そして、8回の第4打席で大谷選手は、150キロを超える速球を完璧にとらえ、右中間へ今シーズン45号となるソロホームランを打ちました。

大谷選手のホームランは、10試合ぶりでアメリカンリーグのホームラン王争いで、46本でトップに並ぶブルージェイズのゲレーロJr.選手と、ロイヤルズのペレス選手に1本差に迫りました。

大谷選手は、この試合4打数2安打1打点で3試合ぶりの複数安打で、打率は2割5分7厘に上がりました。

エンジェルスは5対10で敗れて5連敗で、プレーオフ進出の可能性がなくなりました。

プレーオフに進めないのは7年連続です。

ホームラン王争いに絡む3選手の残り試合は、ペレス選手が10試合、ゲレーロJr.選手と大谷選手が11試合です。

飛距離は135.6m 球団最多記録まであと2本

大谷選手の45号ホームランは打球速度が186.8キロの強烈な当たりで、飛距離は135.6メートルと打った瞬間にホームランと分かる打球でした。

アストロズの2人目、ハビエア投手の150キロのストレートをとらえてライトスタンドに運び、10試合ぶりのホームランを喜ぶファンの大歓声の中ダイヤモンドを1周しました。

打球速度は今シーズンの大谷選手の45本のホームランの中で4位に並ぶ速さで、飛距離では7番目でした。
今シーズンの大谷選手のホームランで打球速度がもっとも速かったのは6月28日に打った26号の188.6キロで、もっとも飛んだのは6月8日に打った17号の143.2メートルです。

大谷選手はこれで、シーズンのホームラン記録で主砲のトラウト選手に並んで球団で歴代2位となり、トロイ・グロースさんの持つ47本の球団最多まであと2本と迫りました。

マッドン監督「ボールを破壊していた」

エンジェルスのマッドン監督は、試合後の会見で大谷選手のホームランについて「ボールを破壊していた」と痛烈な当たりに舌を巻いていました。

そのうえで「前の打席のライナー性のヒットもよかったし、逆方向にいい当たりもあっていい兆候があった。状態はいいと思う」と話しバッティングが上向きになってきているという見方を示しました。

また、今シーズンのMVP=最優秀選手に大谷選手がふさわしいかを問われると「彼以外の選手はみんな2位、3位、4位だろう」と、独特の表現でMVP獲得に太鼓判を押していました。