ダイハツ コロナの影響で減産拡大 計約7万台に

大阪に本社がある自動車メーカー「ダイハツ工業」は、新型コロナウイルスの感染拡大で東南アジアからの部品の調達が難しくなっているとして、来月、およそ2万台を追加減産すると発表しました。ダイハツは、先月から部品不足による減産を余儀なくされていて、減産は合わせておよそ7万台となります。

ダイハツは、東南アジアでの新型コロナウイルスの感染拡大でベトナムやマレーシアからの部品の調達が難しい状態が続いているとして、来月、5つの工場で操業を停止する日を設けます。

具体的には、滋賀県竜王町にある滋賀第2工場が9日間、大阪 池田市の本社工場が5日間などとなっていて、合わせて21日間にわたって操業を停止します。

これによって2万台の追加減産となる見通しです。

ダイハツは、先月下旬から部品不足による操業停止を余儀なくされていて、減産は合わせておよそ7万台となります。

ダイハツは「お客さまにはご迷惑をおかけしておわび申し上げます。代替生産の検討などを進め、できるかぎり早く挽回できるよう努めていきます」とコメントしています。