3連休最終日の20日 東京や大阪などの人出 増加する地点多く

3連休の最終日となった20日、緊急事態宣言が出されている東京や大阪などの人出は、前の4週間の土日と比べて増加する地点が多くなりました。

NHKは、IT関連企業の「Agoop」が利用者の許可を得て個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使って、緊急事態宣言が出されている東京や大阪などを含む全国の主な地点の日中時間帯の人の数を分析しました。

その結果、東京都内の人出は、前の4週間の土日の平均と比べて
▽渋谷スクランブル交差点付近が17%の増加、
▽東京駅付近と銀座付近がいずれも11%の増加となりました。

関東甲信では、
▽甲府駅付近が51%、
▽大宮駅付近が29%、
▽前橋駅付近が19%、
▽茨城県のつくば駅付近が13%それぞれ増加しました。

また関西では、
▽京都駅付近が19%、
▽近鉄奈良駅付近が9%、
▽大阪梅田駅付近が5%、それぞれ増加しました。

このほか、
▽熊本駅付近で37%、
▽富山駅付近が35%、
▽金沢駅付近が31%、
▽宮崎駅付近で24%増加するなど、北陸地方や九州地方で人出が増えた地点がありました。

一方、人出が減った地点もあり、
▽佐賀駅付近と岐阜駅付近が36%、
▽那覇市の県庁前駅付近が15%、
▽横浜駅付近が10%、
▽広島駅付近が9%、
▽神戸市の三ノ宮駅付近が4%の減少となりました。