カナダ総選挙 トルドー首相続投も少数与党は継続

カナダで20日行われた総選挙で、与党・自由党が第一党の座を維持し、トルドー首相の続投が決まりました。
ただ、議席は過半数に届かず、引き続き少数与党として厳しい政権運営を余儀なくされることになりました。

カナダでは、トルドー首相が2年の任期を残して議会下院を解散したことに伴う総選挙の投票が20日、行われました。

開票の結果、338議席のうち、トルドー首相率いる中道左派の与党・自由党が前回より1議席増やして158議席、中道右派の最大野党・保守党が前回より2議席減らして119議席を獲得する見通しになりました。

この結果、トルドー首相は続投が決まり、勝利宣言で「パンデミックを乗り越え、カナダを明るい未来に導くという明確な使命とともに、私たちを再び送り出してくれた」と述べ、引き続き新型コロナウイルス対策などに力を入れる方針を示しました。

与党はおととしの総選挙で大幅に議席を減らしましたが、その後、新型コロナウイルスの対策や経済対策などが支持されたことを背景に、トルドー首相が任期中の解散に踏み切りました。

ただ、焦点だった政権の維持は実現したものの、目指していた過半数には届かず、引き続き厳しい政権運営を余儀なくされることになります。