カナリア諸島 火山噴火 溶岩流出 5000人避難 住宅100棟に被害

50年ぶりに火山が噴火した、大西洋のスペイン領カナリア諸島のラパルマ島では、溶岩の流出が続いていて、これまでに住民などおよそ5000人が避難したほか、住宅およそ100棟が燃えるなどの被害が出ています。

スペイン領カナリア諸島のラパルマ島では19日、島の南部にあるクンブレビエハ火山が50年ぶりに噴火し、溶岩が流れ出しました。

噴火から一夜明けた20日の映像では、住宅がある地区まで溶岩が到達し、住宅が燃えている様子が確認できます。

また、上空からの映像には、山から流れ出した溶岩が広い範囲の住宅や道路などを飲み込み、白い煙が上がっている様子も映っています。

地元当局などによりますと、噴火の前に地震が頻繁に観測されていたことなどから、近くの住民はすでに避難し、人的被害は出ていませんが、地元当局が広範囲にわたって避難を呼びかけ、これまでに住民や観光客合わせておよそ5000人が避難したということです。

また、スペインのメディアなどによりますと、住宅およそ100棟が溶岩に飲み込まれるなどの被害が出ているということです。