仏のソムリエなど審査の日本酒コンクール 東京の酒が最優秀賞

フランスで活躍するシェフやソムリエが審査する日本酒コンクールがパリで開かれ、最優秀賞に東京の酒造会社の純米大吟醸が選ばれました。

このコンクールは、フランスで広く親しまれるようになった日本食に合わせて、日本酒の魅力も知ってもらおうと、毎年開かれているものです。

5回目となったことしは、これまでで最も多い312の酒蔵から960銘柄が出品され、フランスのホテルやレストランで活躍するシェフやソムリエたち72人が審査を行い、その結果が20日、発表されました。

最優秀賞に選ばれたのは東京の小澤酒造の純米大吟醸で、オンラインで参加した小澤幹夫社長が「東京は都会のイメージが強いと思うが、自然が豊かな場所もある。お酒を飲んで東京の新たな一面を感じてほしい」と喜びの声を伝えていました。

本格焼酎・泡盛部門 鹿児島の芋焼酎が最優秀賞

また、ことし初めて設けられた本格焼酎・泡盛の部門では、164銘柄の中から、鹿児島の知覧醸造の芋焼酎が最優秀賞に選ばれました。

日本からフランスへの日本酒の輸出額は年々増え、新型コロナウイルスの感染が拡大した去年は減ったものの、おととしの輸出額は5年前のおよそ2倍となりました。

コンクールの審査委員長でソムリエのグザビエ・チュイザ氏は「日本からの出品は年々増え、その品質はすばらしいものばかりだ。あと5年すれば、レストランだけでなくフランスの一般家庭でも日本酒が飲まれるようになるだろう」と話していました。