ロシア議会下院選挙 プーチン政権支える与党が勝利宣言

ロシアで行われた議会の下院選挙は、プーチン政権を支える与党が第1党を維持する見通しになったとして勝利を宣言しました。

ロシア下院選挙は小選挙区と比例代表で合わせて450の議席が争われ、19日、3日間にわたって行われた投票が終了し開票作業が進められています。

ロシアの中央選挙管理委員会によりますと、このうち比例代表では日本時間の20日午前11時時点の開票率は52%余りで
▽プーチン政権を支える与党「統一ロシア」が46.35%となっているほか
▽「共産党」が21.29%
▽「自由民主党」が8.02%
▽「公正ロシア」が7.61%となっています。

また、小選挙区でも8割余りで統一ロシアの候補者がリードしています。

国営メディアは出口調査の結果、統一ロシアが共産党を大きく引き離し第1党を維持する見通しになったと伝えました。

これを受けて統一ロシアの幹部はモスクワで開いた集会で「うそ偽りのない公正な勝利を祝おう」と述べ、勝利を宣言しました。

今回の選挙戦では経済の低迷などで統一ロシアの支持率が落ち込む中で、プーチン政権は軍人や年金受給者に新型コロナ対策として一時金を支給するなど支持の獲得に力を入れるとともに、野党勢力の立候補を制限するなど策を講じてきました。

今回の選挙は3年後に行われる大統領選挙の前哨戦とも位置づけられ、与党・統一ロシアが選挙前に占めていた3分の2以上の議席を保って圧勝を印象づけられるかが焦点です。