路面に高低差つけ速度抑制の実験 通学路や生活道路の事故防ぐ

通学路や生活道路での事故を防ごうと、路面に高低差を設け車の速度を抑える「ハンプ」の実証実験が東京 港区で始まりました。

ことし6月、千葉県八街市の通学路で児童5人がトラックにはねられて死傷するなど、通学路や生活道路での事故防止策が課題になっています。

こうした中、東京 港区の生活道路で路面に高低差を設け車の速度を抑える「ハンプ」の効果について調べる実証実験が始まりました。

実験は国道事務所や港区、警察が合同で行うもので、通学路になっている道路の横断歩道部分に高さ10センチほどの強化ゴム製の板が敷き詰められました。

地元住民によりますとこの道路は近くの国道の信号を避ける車の「抜け道」にもなっていて、スピードを出す車も見られるということで、国道事務所などは通行する車の速度を設置の前後で比較して効果を検証することにしています。

近くに住む20代の女性は「自分の子どもが保育園や学校などに通うようになったときに不安なので、対策の効果が出ればいいと思います」と話していました。

港区土木課の成川良樹土木計画係長は「全国で子どもが巻き込まれる事故が相次ぐ中で、このような取り組みを通して区民の安全を守っていきたい」と話していました。